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執筆者の写真Nobuchika Kumagai

◆新サービス「お客様の目と手の代わりに」

こんにちは、のぶちかです!


さてこの度、JIBITAでは新たなサービスを開始致します。



コンセプトは


「お客様の目と手の代わりに」


です。



どんなサービスか説明しますと、



オンラインショッピングの際に直接触れて買う事ができない不安を、のぶちかがお客様の代わりに触れ、写真や文字情報だけでは捉えきれない作品の状態、魅力をお伝えする事によって、少しでも購入前の不安を取り除く、というサービスです。


次に仕組みです。


オンライン上で予告した販売日時の数時間前からインスタライブを始めます。


お客様には掲載されているアイテム(この時点ではまだ買えません)の中から、お気に入りを予めチェックしておいて頂きます。


その中から「もうちょっとこのアイテムの事を知りたい!」というものをリストアップしておいて頂き、インスタライブ中にその品番をコメントにて投げて頂きます。


のぶちかがそのアイテムについて、手触りや重量感、特徴などを説明し、少しでも納得のいくお買い物をして頂く、という内容です。




なぜやるのか?


先日、陶芸家の田中信彦さんが、Facebookで次の様に投稿されていました。



「やきものの世界でも、ことごとく展示販売が中止となる状況下で雪崩のようにECに流れが移動していて、今のところまだ店やギャラリーのWebショップ経由が多いけど、この先作家が自らのWebショップで直接販売という形が爆発的に増えていくかもしれない。 それは時代の流れであり、作家にとって利益も高いし決して悪いことではない。でも僕は独立した頃からずっと器を売ってくれるお店と歩みを共にしてきたから、あくまで店を通しての販売にこだわりたい。 同時に 余りにECに偏るとやきものの本質的な部分が伝わらないまま売ることになると思っていてそれは出来るだけ避けたい。大きさや重さ、画像はあくまでデータでしかない。 例えば同じ大きさ重さであってもどこに重さが偏在するかで持った印象は全く変わるし、色やテクスチャによってサイズ感の印象も変わる。手に持った質感や手触りも伝わらない。曖昧ではっきりと表せないところにモノの魅力は存在することが多いのだ。

もちろん、こういった異常事態や、なかなかリアルな展示に来ることが出来ない方も沢山いるからそれがダメということではないけど。(僕も臨機応変に対応はしているし。) そしてコロナが終わってもこの流れは止まらないだろう。 この先、社会が大きく変わって僕だって自ら売らなければならなくなるかもしれないけど、それでももの作りとしてこの思いは常に携えていたいと思ってる。

ちなみに今回中止になった伊勢丹個展の作品はこの状況が長引くなら、Web個展という形にすることも考えてはいるけどあくまでどこかのお店を通じてになります。 色々お問い合わせを頂くため、僕なりの姿勢を書かせていただきました。


※たまたま僕は人を使ってないし家賃などもないから逼迫することなくいられてるけど、そうでない方は本当にご苦労、ご心労があると思っています。ゆえに今回緊急避難的に自らWebで売ることを選択した方たちを含め、否定する意図は全くありません。」


※文章の引用転載許可は頂いております。



そして私が注目したのは太文字部分


要約すればやはり、


「器は手に取って触れて買って欲しい」



という事でしょう。



ちなみにこれは店舗を構えるギャラリーとて同じで、陶芸・器が好きで始めたギャラリーであればこそ、触れて頂けなければ伝わらない「曖昧ではっきりと表せない」魅力を伝えたい訳です。


また、それはきっとお客様も同じはずだと鑑みるならば、Withコロナ時代によって想定されるリアルでの買い物がしにくくなる状況に対しギャラリーはどうあるべきかを考えた結果、



「お客様の目と手の代わり」



になる。



という答えに辿り着きました。



もちろん厳密には完全な代わりを果たす事はできない事も承知の上ですが、しないよりは絶対に良いという事だけはイメージできます。



という事で、


当サービスは早速本日5月9日21時より、八田亨作品の販売を通じて開始致します。



そして当サービスを御利用下さる皆様には、ぜひサービス向上の為に色々と御意見を頂けますと嬉しいです。


「触れなくても安心なお買い物」


ができる環境をより早く作り上げていきたいので、ぜひ御協力をお願い致します!





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