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◆辻 裕美作品 初入荷しました。

  • 執筆者の写真: Nobuchika Kumagai
    Nobuchika Kumagai
  • 2 日前
  • 読了時間: 3分
辻裕美:高台付きボウル
辻裕美:高台付きボウル


こんにちは、のぶちかです。


さて本日はJIBITAに新しいガラス作家、辻 裕美さんの作品が入荷しましたので御紹介します。


吹きガラスとパートドヴェールの融合により制作される辻さんですが、型を壊して取り出すパートドヴェール技法では成し得ない複雑かつ繊細なフォルムを、焼成方法の工夫で可能にしています。


辻裕美:酒器
辻裕美:酒器

しかし注目すべきはそこではなく、やはりその意匠性にあります。


ベースとなる吹きガラスのフォルム、細かく色調整された何色もの淡い色ガラスの多層的構成、吹きガラスに焼着させる様々なピースの表情、イッチンによるデコレーション。


それらを駆使して表れるアウトプットが独創的で愛らしく美しい。


JIBITAが思う辻裕美さんはその様なガラス作家です。


今後、少数ずつではございますが定期的に制作、納品くださるとの事なのでぜひ楽しみにお待ちいただけましたら幸いです。


辻裕美:酒器
辻裕美:酒器

〜制作について考えている事  辻裕美〜


 「私はガラスという素材を扱って作品の制作を行っていますが、その背景には、10年以上続けてきた絵画制作の経験があります。

もともと絵画において、絵具という素材の扱いに対する違和感があり、それをどうにか自分の中で捉え、扱えるようになりたいという思いから制作を続けてきました。


辻裕美:高台付きボウル
辻裕美:高台付きボウル

 その中で、ガラスという素材が多様な色味や質感を表す事ができると知り、異なる素材で改めて素材を扱って制作していく事を問い直したいと考えるようになりました。

現在の制作においても、憧れの根底には絵画的なイメージがあり、それをガラスという素材を通して形にすることを試みています。


 私にとってガラスは、現実とイメージの狭間にあるような存在です。

もともと物質としてそこに在りながらも、熱や人の手を介して大きく姿を変え、コントロールできる部分とできない部分を同時に内包しています。


辻裕美:酒器
辻裕美:酒器

 キャンバスに絵具を施した絵画の制作が私にとってはどこか手の届かないイメージの領域にあるのに対し、ガラスは、触れて、削って、磨いて、パーツとパーツを引っ付けて、といった身体的な行為と、熱によって触れることのできない時間とが交差する、独特の距離感を持つ素材だと感じています。

 そうした素材との関係性の中で、ガラスという素材そのものがなにかを語りかけてくるような感覚や、制作の過程で生まれる揺らぎや余白を受け取りながら、形へと展開していくことを大切にしています。


 うつわ作りは色々なガラスの技法を混ぜ込んで混ぜ込んで、一つ一つの形として完成させています。

 小さなパーツの型の中に色々な色や粒子のガラスを窯に入れて焼きます。

 そんな色んなパーツの配色を考えながら順番に並べて、吹きガラスに混ぜ込んで器のベースの形を作ります。

 さらにドローイングのように線的な要素を加えたくてノリを混ぜたパウダーガラスを絵の具のようにうつわに付け直して、石膏に埋めてを焼き直します。

 いろいろ繰り返していくうちに器によってそれぞれ違った表情があらわれていきます。

 心地よさの中に味わったことのないような目新しさを感じたくて、うつわを作りながらその感覚を探し求めています。」



辻裕美:酒器
辻裕美:酒器



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