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◆「村山朋子 陶磁展」3月20日 START!

  • 執筆者の写真: Nobuchika Kumagai
    Nobuchika Kumagai
  • 3 時間前
  • 読了時間: 3分
村山朋子 作
村山朋子 作

いつもお世話になっております、JIBITAののぶちかです。


さて春も近くなってきた3月は、そんな季節にふさわしい華やかな作品展を開催します。


御担当いただくのは舞鶴の村山朋子さん。

JIBITAでの個展はこの度が初めてとなります。



のぶちかが村山さんの器が好きなのは、古典に倣った絵付けがしっかりとできるという裏付けの元、写しだけでなくモチーフや余白にオリジナリティが感じられる、古典に比べて軽やかな表現もなされている点です。



器への絵付けは絵が好きな方が筆慣れさえすれば、平易な図柄であればさほど難しくないかもしれないと想像するのですが、やはり陶磁器ファンとして絵付師には古典図柄をしっかりと描けるか否かはどうしても求めてしまう要素です。


なぜなら、絵付けそのものが稚拙でも焼けの雰囲気や呉須等の調合が良いと、パッと見の印象はそれらしくも見えたりするケースもあるのですが、古典図柄を描く画力や経験が無いままに描かれた絵付けものを見ると、やはりその多くに落書きの様な軽さが隠し切れず表出してしまっているからです。



その理由をまた推論するなら、紙に描く行為と器に描く行為はそもそも違う技術である気がしますし、古典の中には一般的に絵が上手いと言われる人でさえ難解であろう緻密な図柄が多数存在します。それらを器面に描き切る事ができる様になるまで修練し、逃げずに向き合った人間だけに絵付師としての技量が身に付くものと想像しているのですが、その差が絵付けの質に表れるのだと。


村山さんはその経験と技量をお持ちの作家と個人的には見ていますが、のぶちかの見解をよそに御本人は至って謙虚(詳細はnote参照)。その姿勢がまた魅力的に映ってしまいます。


そんな村山さんから生まれる絵付けものには天然灰がかけられ後に薪窯で焼かれる為、その風合いは電気もガスも無かった古い時代の絵付けものにも通じるものがあり、料理を盛った時の映え方や安心感も自信を持っておすすめできる作品です。


最後に、食器棚の引き出しを開けた時に見つけると気持ちが明るくなる器、それが村山さんの作品なので、ぜひこの機会に皆様のお気持ちが明るくなる器選びを楽しんでいただきたいと思っております。


初日は村山さんも在廊されるので、ぜひ楽しみにお越しくださいませ。




◆「村山朋子 陶磁展」


会期:2026年3月20日(金)~26日(木)

作家在廊日:3月20日

会場:JIBITA

オンライン個展:個展終了後(日時未定)




MUDDY 村山朋子 

~略歴~


1979年生まれ。

京都府綾部市の白雲窯に育つ。

2003年佐賀県立有田窯業大学校ろくろ科修了。

2004年佐賀県立有田窯業大学校絵付科修了。

佐賀県立有田工業高校夜間ろくろコースに1年通う。

有田の草山窯にて5年勤務。染付、赤絵担当。

2009年京都府舞鶴市に移住。

2010年薪窯完成。



⇩note「MUDDY 村山朋子さんを訪ねて


 
 
 

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